紅茶の淹れ方にこだわり始めた千葉氏は、茶葉の風味を引き出すための工夫を重ねている。ティーポットやカップは事前にお湯で温めることで保温効果を高め、抽出中の温度低下を防ぐようにしているという。さらに、茶葉が十分に回るよう球形に近いティーポットを選び、抽出効率を向上させる狙いもある。
お湯を注ぐ際には、少し高い位置から勢いよく注ぐことで茶葉を攪拌し、より均一な抽出を図っている。しかし、こうした工夫が実際に味にどれほどの差をもたらしているかについては、千葉氏自身「よく分からない」と語っている。今後のさらなる探求が期待される。